3.4.10 モニタでマネージャを使用するための設定をする
背景
印刷アプリケーションからWindowsプリンタに出力された印刷データを、印刷ジョブとしてマネージャで管理するための設定をします。
前提条件
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マネージャのインストールが完了している
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[モニタ環境設定]画面が起動している
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モニタの環境設定を実行するユーザが管理者権限を持っている
操作手順
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[モニタ環境設定]画面で[マネージャ設定]ボタンをクリックします。
[マネージャ設定]画面が表示されます。
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マネージャ機能の使用有無、およびジョブの保存先を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
[マネージャ設定]画面の設定項目を次に示します。
設定項目
内容
[マネージャ機能を使用する]チェックボックス
印刷データをモニタではなく、マネージャの機能を使用して管理するかどうかを指定します。
マネージャを使用して印刷ジョブを管理する場合は、このチェックボックスをチェックしてください。
チェックボックスをチェックすると、印刷データは、[保存先フォルダ]へ保存され、印刷ジョブとしてマネージャで管理されます。
チェックボックスのチェックを外すと、印刷データは、出力先プリンタへ出力されます。
なお、チェックボックスをチェックした場合は、マネージャの環境設定で、モニタの環境設定で作成した出力先プリンタすべてを管理対象プリンタとして登録してください。管理対象プリンタとして登録しないと、印刷ジョブとして[保存先フォルダ]へ保存されてもマネージャで管理されないため、印刷データは出力されません。この場合、印刷ジョブは、「ジョブを印刷前に保留状態にする」、および「ジョブを印刷後に保存する」が設定されているものとして扱われます。また、チェックボックスをチェックしたモニタでは機能が抑止されるため、モニタコンソールは利用できません。
[保存先フォルダ名]
印刷データが印刷ジョブとして格納されるフォルダを228文字以内の絶対パスで指定します。
フォルダ名は、[参照]ボタンをクリックして[フォルダの選択]画面から選択することもできます。ただし、フォルダ名には、?、*、"、>、<、|、サロゲート文字、およびIVSフォントは使用できません。
デフォルト値は、「%ALLUSERSPROFILE%\HITACHI\PrinterMonitor\Temp\Job」です。
なお、ジョブ保存先フォルダを変更する場合は、バックアップおよびリストアを使用して、変更前のフォルダに保存された印刷ジョブを、変更後のフォルダへ移行してください。
- 重要
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保存先フォルダ名を変更する場合は、次の手順で印刷ジョブを移行してください。
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マネージャコンソールまたはマネージャクライアントの[ジョブ一覧]ウィンドウで不要な印刷ジョブを削除します。
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マネージャのバックアップで必要な印刷ジョブを退避します。
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[マネージャ設定]画面で保存先フォルダ名を変更します。
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マネージャのリストアで、手順2でバックアップした印刷ジョブを手順3で変更した保存先フォルダに復元します。
印刷ジョブをコピーなどして保存先フォルダに移行した場合に、マネージャサービスを起動すると、印刷ジョブは不正なジョブ情報ファイルとして、保存先フォルダ下に作成された退避先フォルダへ移動されます。退避先フォルダの印刷ジョブは、[プリンタ共通設定]画面の「印刷済みジョブの自動削除」の対象となりません。
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- メモ
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設定項目の指定誤りを示すメッセージが表示された場合は、メッセージに従って指定値を見直してください。
[マネージャ設定]画面が閉じられ、[モニタ環境設定]画面が表示されます。