10.1.2 パッケージ配布およびファイル収集中のメッセージの設定形式
パッケージ配布またはファイル収集中に通知されたメッセージのメッセージコード(メッセージIDの数字部分)は、配布管理システムに送信されます。
詳細情報は実行管理ファイルの94バイト目から設定され、1メッセージにつき4バイト使います。メッセージコードが設定されていない分は(0x00)が入っています。メッセージコードは、7メッセージまで配布管理システムに送信されます。7メッセージを超える分は送信されません。
詳細情報の設定例を次に示します。
- 2205
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KDDM2205-E:ファイルの受信処理中にエラーが起こりました。
- 2055
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KDDM2055-E:配布管理システムに指定したパッケージがありません。
この例では、配布管理システムにパッケージがないためファイル転送時にエラーが起こったことがわかります。このように、設定されたメッセージを統合してエラーの要因を判断してください。
実行管理ファイルに格納された詳細情報は、Windows版の配布管理システムでは、ジョブ実行状況ウィンドウでメッセージを確認できます。実行管理ファイルの内容を確認する方法については、各配布管理システムのマニュアルを参照してください。