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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)


rdsiddefineコマンド(グループid定義ファイルの登録、グループidの表示・定義解除)

〈このページの構成〉

機能

  1. グループid定義ファイルを登録します。

  2. 上位の中継システムに登録したグループid定義ファイルの内容を表示します。

  3. グループidの定義をすべて解除します。

形式

  1. グループid定義ファイルの登録

    rdsiddefine -s〔-dグループid名〕〔-k〔パスワード〕〕
                  〔-g中継システム名〕
  2. グループid定義ファイルの表示

    rdsiddefine -ll〔-a〕
  3. グループid定義の解除

    rdsiddefine -dl

オプション

-a

自システムから登録したすべてのグループidを中継システムごとに表示します。このオプションを省略した場合は、基本機能の設定ファイルの「ManagingHost」で指定された中継システムに登録したグループidだけが表示されます。

-dグループid名
  • 配布管理システムから登録したグループidの場合 〜<全角文字、または!、"、%、'、*、.、/、:、<、>、?、@、\、|を除く半角文字>((半角32文字分以内))

  • 配布先システムで登録したグループidの場合 〜<半角の英大文字、数字>((1〜8文字))

自UNIXマシンのグループidの定義を追加するときに指定します。グループidには、「networkID_」で始まる名称を使わないでください。

このオプションを省略すると、グループid定義ファイル(/NETMRDS/rdsprm/DMWIDUPM)で指定したグループidが登録されます。ただし、配布管理システムから登録したグループidに定義を追加する場合は、このオプションを使って登録してください。これ以外の方法では追加できません。

配布管理システムからグループidを定義する場合は、プラットフォーム間で文字コードを一致させてください。文字コードが異なると、パッケージを配布できなくなることがあります。

-dl

自システムが登録されているすべてのグループidから、自システムの名前を削除します。自システム削除の対象となるグループidは、基本機能の設定ファイルで設定した中継システム、および自クライアントを登録したことのある中継システムで管理しているグループidです。特定の中継システムを指定して自システムの定義を削除することはできません。

-g中継システム名

グループid を登録する中継システムのホスト名またはIP アドレスを指定します。このオプションを省略した場合は、基本機能の設定ファイルの「ManagingHost」で指定された中継システムに登録されます。そのため、このオプションに「ManagingHost」で指定された中継システムは指定しないでください。

-kパスワード

追加するグループidのパスワードを指定します。-dオプションで指定したグループidが配布管理システムから登録したidで、パスワードの設定がない場合は、「-k」だけ指定してください。

-ll

上位の中継システムに登録したグループid定義ファイルの内容を、グループid定義ファイルと同じ形式で表示します。このオプションで表示されるグループidは、当該配布先システムからrdsiddefine -sコマンドを使用して登録したグループidだけとなります。上位システムから登録したグループidは表示されません。

-s

グループid定義ファイルを登録します。

表示形式

rdsiddefine -llコマンドに-aオプションを指定して実行したときの表示形式を次に示します。

[図データ]

終了コード

終了コード

意味

0

正常終了しました。

1

グループid定義ファイルがありません。

2

インタフェースが間違っています。または、コマンドをスーパユーザで実行していません。

3

rdsiddefineコマンドとrdsidexecコマンドを同時に実行しています。

253

通信エラーが起こりました。

254

システムエラーが起こりました。

255

上記以外のエラーが起こりました。

注意事項