2.2.4 パッケージング時の注意事項
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/tmpディレクトリ下のソフトウェアを登録するときは、あらかじめ/tmpディレクトリにすべてのユーザが参照・更新・実行できるように権限を与えておいてください。
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配布されるパッケージのファイル属性(ユーザID、グループid、アクセスモード)は、資源登録システム上のファイル属性と同一になります。
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日立プログラムプロダクト、他社ソフトウェア、およびOSパッチを登録するときは、スーパユーザで起動してください。ユーザプログラムおよびユーザデータを登録するときは、任意の利用者名称でも起動できます。
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エンドWSからJP1/IT Desktop Management 2 - Agent(中継システム)(Windows版)にはパッケージングできません。
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ソフトウェアを登録しようとしたグループにほかの配布先システムがソフトウェアを登録中の場合、この時点ではソフトウェアを登録できません。KDDM1528-Qのメッセージが表示された時点で、リターンキーを押すと登録処理が再実行されます。
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前提バージョン、インストール前処理プログラム、および監視時間を設定してWindowsの配布管理システムに登録したパッケージは、配布先システムがWindows、UNIXに関係なく無効となります。
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日立プログラムプロダクトを登録してJP1/IT Desktop Management 2 - Managerから配布する場合、インストール後処理(インストール直後に起動させる外部プログラム)として次のプログラムが指定されているときは、その内容を変更しないでください。
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HP-UX用以外の日立プログラムプロダクトの場合:/NETMRDS/COM/ppsetup
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HP-UX用の日立プログラムプロダクトの場合:/opt/NETMDMW/lbin/ppsetup
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上位システムが中継システム(クライアントWS)の場合、中継システムへパッケージングされます。配布管理システムへパッケージングするには、配布管理システムと直接接続する設定(エンドWS)へ変更してからパッケージングを行ってください。
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UNIX版JP1/IT Desktop Management 2 - Agentは、統合/内訳形名の日立プログラムプロダクトのリモートインストールに対応しています。パッケージングは統合形名の単位で行うことができます。内訳形名だけをパッケージングすることはできません。また、統合/内訳形名をrdslstコマンドで表示すると内訳形名が表示されることがありますが、その場合、統合形名と内訳形名は階層化して表示されずにすべて同列で表示されます。
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配布管理システムで日本語UTF-8の文字コードを含むファイル名、およびパッケージ属性情報を表示した場合、文字化けする可能性があります。