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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)


1.3.2 JP1/IT Desktop Management 2 - Agentで使用するファイル

この項では、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentを操作するうえで、作成または変更する必要のあるファイルについて説明しています。その他の情報については、次に示す項を参照してください。

ファイル(ディレクトリ)構造について

→「付録A JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのファイル構造」を参照

ファイルのディスク所要量について

→「5.2 ハードディスク所要量およびメモリ所要量の見積もり」を参照

〈この項の構成〉

(1) 基本機能で使用するファイル

JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの基本機能で使用するファイルを表1-1に示します。

表1‒1 JP1/IT Desktop Management 2 - Agentで使用するファイル(基本機能)

区分

呼称

説明

ソフトウェア登録時に使用するファイル

登録ファイル

コマンドでソフトウェアを登録する場合の、登録するソフトウェアの情報を設定するファイルです。

ユーザ資源パス記述ファイル

ハードディスクから登録するディレクトリを記述するファイルです。

スペシャルファイル定義ファイル

パッケージングに使用するデバイススペシャルファイルを記述するファイルです。

パッケージなどを保存するディレクトリ

収集庫

下位システムから収集したファイルを中継システム上でいったん保管しておくための領域です。

上位システムへの通知のためのファイル

ユーザ資源状態ファイル

(JP1/IT Desktop Management 2 - Managerを使わないで)ローカルで組み込んだパッケージの状態などを、配布管理システムに通知するためのファイルです。

設定ファイル

基本機能の動作環境を設定するファイルです。

動作環境設定用ファイル

配布先システムとしての詳細な動作環境を設定するファイルです。

グループid定義ファイル

配布先システムをグループ化するときに、グループidの情報を格納するファイルです。

ネットワークインタフェース定義ファイル

JP1/IT Desktop Management 2が使用するネットワークインタフェースを優先順位の高い順に定義するファイルです。

ログファイル

ログファイル

基本機能での処理の履歴が格納されるファイルです。

ファイルシステム障害情報格納ファイル

障害情報を格納するファイルです。

注※

クライアントWSで使用します。

(2) 組み込み支援機能で使用するファイル

JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの組み込み支援機能で使用するファイルを表1-2に示します。

表1‒2 JP1/IT Desktop Management 2 - Agentで使用するファイル(組み込み支援機能)

名称

説明

適用日組み込み待ち保管ディレクトリ

組み込み日時が指定されたパッケージを一時的に保管しておくためのディレクトリです。

環境設定ファイル

組み込み支援機能の動作環境を設定するファイルです。

ログファイル

組み込み支援機能での処理の履歴が格納されるファイルです。

エラーログファイル

組み込み支援機能での障害の履歴が格納されるファイルです。