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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Smart Device Manager


4.6 スマートデバイスの利用者を変更する流れ

利用者が異動する場合など、ほかの利用者にスマートデバイスを引き継ぐときは、スマートデバイスをいったん初期化してから、JP1/ITDM2 - SDMに再登録します。

スマートデバイスの利用者を変更する流れを次に示します。

  1. 必要な情報を入手する

    利用者変更に必要な次の情報を入手します。

    • 名称

    • 変更前の利用者名と部署

    • 変更後の利用者名と部署

  2. 利用者を変更するスマートデバイスを特定する

    入手した情報を基に、スマートデバイス画面の[スマートデバイス]−[管理対象のスマートデバイス一覧]で、利用者を変更するスマートデバイスを特定します。このとき、フィルタを利用すると表示する情報を絞り込めます。

  3. 現在の利用者からスマートデバイスを回収する

  4. 回収したスマートデバイスを初期化する

  5. スマートデバイスを管理対象外にする

  6. スマートデバイスをJP1/ITDM2 - SDMから削除する

  7. スマートデバイスにプリインストールされているSSL通信用ルート証明書を確認する

  8. スマートデバイスにSSL通信用ルート証明書を設定する(必要な証明書がプリインストールされていなかった場合だけ)

  9. スマートデバイスをJP1/ITDM2 - SDMに登録する

    利用者に合ったセキュリティポリシーおよびAndroidポリシー、またはセキュリティポリシーおよびiOSプロファイルを設定し、スマートデバイスを管理対象として登録します。

  10. スマートデバイスにJP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)をインストールする

  11. スマートデバイスを新しい利用者に配布する

  12. インベントリ情報が取得できるかを確認する

    スマートデバイスを配布したあと、スマートデバイスのインベントリ情報がJP1/ITDM2 - SDMに取得できるかを確認します。取得できない場合は、JP1/ITDM2 - SDM(スマートデバイスエージェント)が正しくインストールされているかを確認します。

関連項目