$LOGMSG(ログ出力関数)
指定したメッセージをメッセージログファイル「ASTMESn.LOG」に出力します。
形式
$LOGMSG(種別,メッセージ)
指定する値
-
種別
出力するメッセージの種別を指定します。指定できる種別について説明します。
-
E(ERROR)
プログラムを終了させなければならない、重度のトラブルが発生したことを通知するメッセージです。
-
EW(WARNING)
プログラムを終了させる必要はありませんが、一部機能が使えないなどのトラブルが発生したことを通知するメッセージです。
メッセージの種別には、「W」が出力されます。
-
EI(INFORMATION)
情報を通知するメッセージです。
メッセージの種別には、「I」が出力されます。
-
-
メッセージ
メッセージを定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
注意事項
メッセージ種別に「E」、「EW」および「EI」以外の値を指定した場合、スクリプトが中断されます。
記述例
メッセージ種別を「ERROR」として、指定したメッセージをログファイルに出力する場合の記述例を次に示します。メッセージの先頭には、実行結果に示すようなAsset Consoleで自動的に設定された数字が出力されます。実行結果のメッセージの見方については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド」を参照してください。
[SET_VALUE] MSG = 'メールの送信先アドレスが設定されていません。' $LOGMSG ('E', MSG)
- 実行結果
-
20040519212834.673 00000594(00000664) KDAM2G14-E メールの送信先アドレスが設定されていません。