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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$GETTEMPNAME(一時ファイル名指定関数)

セッション単位に管理する一時ファイル名を指定します。

組み込み関数$GETTEMPNAMEで指定したファイル名のファイルは、ログアウト、強制ログアウト、およびタイムアウトのセッション終了時に削除されます。CSVファイルなどをダウンロードする場合は、組み込み関数$GETTEMPNAMEで指定した名称を使用すると、作成したファイルを自動的に削除できます。jamscriptコマンドで使用するときは、コマンドの終了時に削除されます。

また、ダウンロードするファイルをブラウザのヘルパーアプリケーションで開きたい場合は、ファイルに関連づけられたヘルパーアプリケーションの拡張子を指定します。

〈このページの構成〉

形式

返却値=$GETTEMPNAME(ユニーク文字列)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

ERROR

スクリプト中断

引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

記述例

組み込み関数$GETTEMPNAMEを使用して、一時ファイル名を取得する場合の記述例を次に示します。一時ファイル名は、実行結果に示すようなAsset Consoleが自動的に設定したファイル名になります。

[SET_VALUE]
  FILENAME = $GETTEMPNAME('Sample.csv')
  MSG = 'FILENAME = ' +FILENAME
  $ECHO(MSG)
実行結果

FILENAME = csv/$$3FAE0F01000004EC0001$4$Sample.csv