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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$GETSESSION(セッション情報取得関数)

jamscriptコマンドの-sオプションで指定した値を取得します。-sオプションの記述形式は、「-s セッション変数名=値」です。

〈このページの構成〉

形式

返却値=$GETSESSION(セッション変数名)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

指定したセッション変数が存在しない

ERROR

スクリプト中断

引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

注意事項

指定したセッション変数名の情報がない場合は、0バイトの文字列が返されます。

記述例

例1

jamscriptコマンドの-sオプションを指定して、情報(aaaa)を取得する場合の記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  VAL = $GETSESSION('OPTION')
  MSG = 'OPTION = ' +VAL
  $ECHO(MSG)
実行するコマンド

jamscript -f C:\Test.txt -s OPTION=aaaa

実行結果

OPTION = aaaa