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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$GETPROFILEDATA(初期設定ファイル情報の取得関数)

指定された初期設定ファイル名に指定されているセクション内の、すべてのキーと値を配列変数に取得します。その際、セクション内のキーを配列のキー値として格納します。

〈このページの構成〉

形式

$GETPROFILEDATA(初期設定ファイル名,セクション名,配列変数名)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

次のどちらかを示す

  • 初期設定ファイルが存在しない

  • 指定したセクションが存在しない

ERROR

スクリプト中断

引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

記述例

初期設定ファイル「Sample.ini」から、セクション「TITLE」、キー名「HardwareInfo」の値を取得する場合の記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  FILENAME = 'Sample.ini'
  SECTION  = 'TITLE'
 
  $GETPROFILEDATA(FILENAME, SECTION, ARY)
  VAL=$GETARRAYBYKEY(ARY, 'HardwareInfo')
  MSG = 'HardwareInfo = ' +VAL
  $ECHO(MSG)

「Sample.ini」ファイル

[TITLE]
AssetInfo    = 資産情報
HardwareInfo = ハードウェア情報
SoftwareInfo = ソフトウェア情報
実行結果

HardwareInfo = ハードウェア情報