$GETPROFILEDATA(初期設定ファイル情報の取得関数)
指定された初期設定ファイル名に指定されているセクション内の、すべてのキーと値を配列変数に取得します。その際、セクション内のキーを配列のキー値として格納します。
形式
$GETPROFILEDATA(初期設定ファイル名,セクション名,配列変数名)
指定する値
-
初期設定ファイル名
入力する初期設定ファイルのファイル名を指定します。ファイル名は、定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
初期設定ファイルの格納場所は、Asset Consoleのインストール先フォルダ\envです。
-
セクション名
取得するセクション名を指定します。セクション名は、定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
セクション名が0バイトの文字列の場合、初期設定ファイルからすべてのセクションの名前をキー配列に格納します。このとき、配列にキー値は設定されません。
-
配列変数名
初期設定ファイルの情報を取得する配列の変数名を指定します。
終了状態
処理の終了状態とその内容を次に示します。
終了状態 |
内容 |
---|---|
NORMAL |
正常終了 |
NODATA |
次のどちらかを示す
|
ERROR |
− |
スクリプト中断 |
引数の誤り、またはそのほかのエラー |
記述例
初期設定ファイル「Sample.ini」から、セクション「TITLE」、キー名「HardwareInfo」の値を取得する場合の記述例を次に示します。
[SET_VALUE] FILENAME = 'Sample.ini' SECTION = 'TITLE' $GETPROFILEDATA(FILENAME, SECTION, ARY) VAL=$GETARRAYBYKEY(ARY, 'HardwareInfo') MSG = 'HardwareInfo = ' +VAL $ECHO(MSG)
「Sample.ini」ファイル
[TITLE] AssetInfo = 資産情報 HardwareInfo = ハードウェア情報 SoftwareInfo = ソフトウェア情報
- 実行結果
-
HardwareInfo = ハードウェア情報