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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$FILEOPEN(ファイル編集開始関数)

データを出力するためのファイルの編集開始を宣言します。

〈このページの構成〉

形式

ファイルオブジェクト=$FILEOPEN(ファイル名,モード)

指定する値

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

ERROR

スクリプト中断

次のどれかを示す

  • ファイルオブジェクトに指定したファイルが存在しない

  • モードの指定に誤りがある

  • ファイルのオープンでエラー(ファイル排他など)が発生した

  • 引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

記述例

ファイル「output.csv」を作成し、「"資産ID","資産番号","資産状態","資産種別"」を出力する場合の記述例を次に示します。

[SET_VALUE]
  FH = $FILEOPEN('output.csv', RENEW)
 
  $SETARRAY(OUTLINE,'資産ID')
  $SETARRAY(OUTLINE,'資産番号')
  $SETARRAY(OUTLINE,'資産状態')
  $SETARRAY(OUTLINE,'資産種別')
 
  $FILEARRAY(FH, OUTLINE)
  $CLEARARRAY(OUTLINE)
 
  $FILECLOSE(FH)
実行結果

「output.csv」に次のように出力されます。

"資産ID","資産番号","資産状態","資産種別"