$ENVIRONMENT(サーバ環境情報の取得関数)
資産管理サーバの環境設定の情報を取得します。
形式
返却値=$ENVIRONMENT(セクション名,キー名)
指定する値
-
返却値
取得した環境情報を設定する変数名を指定します。
-
セクション名
資産管理サーバの環境設定のカテゴリに対応したセクション名を、定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
-
キー名
環境設定項目の値に対応したキー名を、定数または変数で指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
環境設定項目と値に対応したセクション名およびキー名については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド」を参照してください。
終了状態
処理の終了状態とその内容を次に示します。
終了状態 |
内容 |
---|---|
NORMAL |
正常終了 |
NODATA |
指定したセクション名またはキー名が存在しない |
ERROR |
− |
スクリプト中断 |
引数の誤り、またはそのほかのエラー |
記述例
環境設定で指定した、契約履歴の取得設定を取得する場合の記述例を次に示します。
[SET_VALUE] VAL= $ENVIRONMENT('BASE','CONTRACT_HISTORY') MSG = 'BASE CONTRACT_HISTORY = ' +VAL $ECHO(MSG)
- 実行結果
-
BASE CONTRACT_HISTORY = YES