Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


$DLLFREE(DLL解放関数)

組み込み関数$DLLLOADでロードしたDLLの使用を終了(DLLを解放)します。

〈このページの構成〉

形式

$DLLFREE(DLLオブジェクト)

指定する値

使用するDLLのインターフェース

$DLLFREEで呼び出す関数の形式を次に示します。

void aim_free(void* object)

組み込み関数$DLLFREEでは、DLLオブジェクトを引数としてaim_free関数を実行し、実行完了後に、DLLをアンロードします。aim_free関数では、aim_init関数や組み込み関数$DLLEXEC2で呼び出した関数で使用した共有メモリやそのほかのリソースを解放します。

終了状態

処理の終了状態とその内容を次に示します。

終了状態

内容

NORMAL

正常終了

NODATA

ERROR

スクリプト中断

次のどちらかを示す

  • 指定したDLLオブジェクトの変数名が、$DLLLOADで求めたDLLオブジェクトではない

  • 引数の誤り、またはそのほかのエラー

(凡例)

−:該当しない

記述例

$DLLEXEC2(DLL実行関数)の記述例を参照してください。