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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console アクセス定義ファイル作成ガイド


[SUB](サブルーチン)

同一処理を処理ブロックとして定義します。サブルーチンは、処理パスが通過しても実行されないで、組み込み関数$GOSUBで実行されます。そのため、サブルーチンは組み込み関数$GOSUBより前で定義している必要があります。

〈このページの構成〉

形式

[SUB]
  サブルーチン名
  ・・・
[SUB_END]
[BEGIN]
  ・・・
  [SET_VALUE]
  $GOSUB(サブルーチン名)
[END]

指定する値

記述例

コマンドプロンプト画面への出力をサブルーチン化する場合の記述例を次に示します。この例では、jamscriptコマンドでオプションに「-s MSG=1」を指定すると、「ECHOMSG」に設定したテキストがコマンドプロンプト画面に出力されることを示しています。

[SUB]
  ECHO
  [IF]
    MSG = '1'
  [THEN]
    [SET_VALUE]
      $ECHO(ECHOMSG)
  [IF_END]
[SUB_END]
 
[BEGIN]
  [SET_VALUE]
    MSG = $GETSESSION('MSG')
 
    ECHOMSG = 'Hello world'
    $GOSUB(ECHO)
[END]
実行するコマンド

jamscript -f Example.txt -s MSG=1

実行結果

Hello world