[IF]（条件分岐）
条件を指定して処理を分岐します。
条件が真の場合は[THEN]以降の処理をします。条件が偽の場合は、[ELSEIF]タグを使用して、さらに処理を分岐することもできます。すべての条件が偽の場合は[ELSE]以降の処理を実行し、[ELSE]が定義されていない場合は、処理を実行しません。
[ELSEIF]タグはいくつでも指定できますが、条件値を複数の定数と比較する場合は、[SWITCH]タグを使用して値となる定数を指定する方が、条件分岐の階層が深くならないため見やすく記述できます。[SWITCH]タグの記述例については、[SWITCH]（条件分岐）を参照してください。
形式
[IF] 条件1 [THEN] 条件1が真の場合の処理内容 （[ELSEIF]） 条件2 （[THEN]） 条件1が偽で、条件2が真の場合の処理内容 （[ELSE]） すべての条件が偽の場合の処理内容 [IF_END]
指定する値
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条件1、条件2
処理を分岐するための条件を記述します。
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条件1が真の場合の処理内容
条件1が真の場合の処理内容を記述します。
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条件1が偽で、条件2が真の場合の処理内容
条件1が偽で、条件2が真の場合の処理内容を記述します。この記述は省略できます。記述を省略する場合は、対になっている条件の記述も省略してください。
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すべての条件が偽の場合の処理内容
すべての条件が偽の場合の処理内容を記述します。この記述は省略できます。
記述例
- 例1
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資産番号「10000」の資産情報を検索して、データがあった場合（[THEN]）そのデータを削除し、データがなかった場合（[ELSE]）終了状態を表示する記述例を次に示します。
[CLASS_FIND] AssetInfo [FIND_DATA] (AssetInfo.AssetNo = '10000') [GET_VALUE] ASSETID = AssetInfo.AssetID [SET_VALUE] STATUS = $GETSTATUS() [IF] STATUS = NORMAL [THEN] [DELETE] AssetInfo [DATA] AssetInfo.AssetID = ASSETID [SET_VALUE] MSG = 'CLASS_FIND (' +STATUS+ ')' $ECHO(MSG) [ELSE] [SET_VALUE] MSG = 'CLASS_FIND (' +STATUS+ ')' $ECHO(MSG) [IF_END] - 例2
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次の処理を実行する記述例を示します。
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データを正常に更新できた場合（[THEN]）終了状態を表示する。
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すでにほかの制御で更新されている場合（[ELSEIF][THEN]）メッセージを出力する。
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データがない場合（[ELSE]）データを追加する。
[UPDATE] AssetInfo [DATA] AssetInfo.AssetID = '10000' AssetInfo.AssetNo = '10000' AssetInfo.AssetKind = '001' AssetInfo.AssetBranchNo = 0 AssetInfo.UpdateTime = _UpdateTime [SET_VALUE] STATUS = $GETSTATUS() [IF] STATUS = NORMAL [THEN] [SET_VALUE] MSG = 'UPDATE (' +STATUS+ ')' $ECHO(MSG) [ELSEIF] STATUS = MULTI [THEN] [SET_VALUE] MSG = 'Asset number [10000] is updated already.' $ECHO(MSG) [ELSE] [APPEND] AssetInfo [DATA] AssetInfo.AssetID = '10000' AssetInfo.AssetNo = '10000' AssetInfo.AssetKind = '001' AssetInfo.AssetBranchNo = 0 [SET_VALUE] MSG = 'UPDATE (' +STATUS+ ')' $ECHO(MSG) [IF_END] -