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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


20.2.22 PatchInfo(パッチ情報)

パッチの情報を管理するクラスです。

このクラスは、インポートおよびエクスポートできます。jamCsvImport.batでインポートする場合は、業務メニュー「インポート」からインポートする場合の説明を参照してください。

また、このクラスは、ユーザレポートを作成する際、検索条件に指定することもできます。

PatchInfoのプロパティ一覧を次の表に示します。

表20‒54 PatchInfoのプロパティ一覧

プロパティ

キー

内容

型[最大長

(バイト)]

備考

jamimportでの指定

AssetID

資産ID

uint32

対応する資産の資産IDです。

インポート時は、対応するオブジェクトクラス「AssetInfo」と同じ値を指定してください。

CreationClassName

CCN

string[32]

「PatchInfo」です。

InfoInd

ITDM2管理情報取り込み制御

string[3]

業務メニュー「インポート」からインポートする場合は、必ず「1」が設定されます。

InstalledDate

インストール日

date

パッチをインストールした日付です。

InstalledStatus

適用状態

string[3]

・適用状態」を参照してください。

業務メニュー「インポート」からインポートする場合、設定を省略すると、「適用」が設定されます。

PatchID

パッチID

uint32

検索条件を識別するユニークなIDです。

インポートで新規に登録する場合は、10001〜1000000000の範囲で、ユニークになるように採番してください。

UpdateInd

更新識別

uint32

資産管理システムで使用する情報です。更新しないでください。

(凡例)

●:キーとなるプロパティ

−:キー以外のプロパティ

◎:新規登録時に必ず指定するプロパティ(省略するとエラーになる)

○:新規登録時に指定を推奨するプロパティ(省略してもエラーにはならない)

△:任意に指定するプロパティ

プロパティのコードの詳細を次に示します。

表20‒55 適用状態

コード

表示文字列

101

適用

102

未適用