Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


20.2.18 LocationInfo(設置場所情報)

資産の設置場所を管理するクラスです。

このクラスは、インポートおよびエクスポートできます。jamCsvImport.batでインポートする場合は、業務メニュー「インポート」からインポートする場合の説明を参照してください。

また、このクラスは、ユーザレポートを作成する際、検索条件に指定することもできます。

LocationInfoのプロパティ一覧を次の表に示します。

表20‒45 LocationInfoのプロパティ一覧

プロパティ

キー

内容

型[最大長

(バイト)]

備考

jamimportでの指定

Address

住所

string[255]

設置場所の住所です。

AreaSize

面積

string[255]

単位は「平方メートル」です。

Attribute

場所属性

string[3]

・場所属性」を参照してください。

CreationClassName

CCN

string[32]

「LocationInfo」です。

Explanation

説明

string[255]

設置場所の説明です。

FullPathName

設置場所

string[1024]

「東京/Aビル/1F」のように、上位からすべての階層関係を示した設置場所情報です。

FullPathName_EN

設置場所(英名)

string[1024]

「Tokyo/A building/First floor」のように、上位からすべての階層関係を示した英語の設置場所情報です。

業務メニュー「インポート」からインポートする場合、設定を省略すると、「設置場所ID」の値が設定されます。

LocationID

設置場所ID

string[64]

設置場所を識別するユニークなIDです。

インポートで新規に登録する場合は、1000000001〜9999999999の範囲以外で、ユニークになるように採番してください。

LocationName

設置場所名

string[512]

設置場所名です。

LocationName_EN

設置場所名(英名)

string[512]

設置場所の英語名です。

UpdateInd

更新識別

uint32

資産管理システムで使用する情報です。更新しないでください。

UpdateTime

更新制御情報

string[20]

情報の同時更新を制御する情報です。

UpperLinkID

上位設置場所ID

string[64]

上位の設置場所名のIDです。

UserPropertyArea_1

固有情報Area-1

string[255]

255バイトまでの情報を管理できる項目です。

操作画面では、複数行の文字列を指定できます。

UserPropertyArea_2

固有情報Area-2

string[255]

UserPropertyCode_1

固有情報Code-1

string[64]

コード情報を管理できる項目です。

UserPropertyCode_2

固有情報Code-2

string[64]

UserPropertyField128_1

固有情報Field128-1

string[128]

128バイトまでの情報を管理できる項目です。

UserPropertyField128_2

固有情報Field128-2

string[128]

UserPropertyField255_1

固有情報Field255-1

string[255]

255バイトまでの情報を管理できる項目です。

UserPropertyField255_2

固有情報Field255-2

string[255]

(凡例)

●:キーとなるプロパティ

−:キー以外のプロパティ

◎:新規登録時に必ず指定するプロパティ(省略するとエラーになる)

○:新規登録時に指定を推奨するプロパティ(省略してもエラーにはならない)

△:任意に指定するプロパティ

注※

拡張用のプロパティです。業務メニュー「管理項目編集」で、このプロパティの表示名を編集し、表示させる設定にすることで、管理項目を追加できます。

プロパティのコードの詳細を次に示します。

表20‒46 場所属性

コード

表示文字列

001

地域

002

建屋

003

フロア

004

エリア

199

その他