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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


20.2.14 InstalledVirusDefInfo(ウィルス定義情報)

ウィルス定義の情報を管理するクラスです。

このクラスは、インポートおよびエクスポートできます。jamCsvImport.batでインポートする場合は、業務メニュー「インポート」からインポートする場合の説明を参照してください。

また、このクラスは、ユーザレポートを作成する際、検索条件に指定することもできます。

InstalledVirusDefInfoのプロパティ一覧を次の表に示します。

表20‒35 InstalledVirusDefInfoのプロパティ一覧

プロパティ

キー

内容

型[最大長

(バイト)]

備考

jamimportでの指定

AssetID

資産ID

uint32

対応する資産の資産IDです。

インポート時は、対応するオブジェクトクラス「AssetInfo」と同じ値を指定してください。

CreationClassName

CCN

string[32]

「InstalledVirusDefInfo」です。

EngineVersion

エンジンバージョン

string[1024]

機器にインストールしたウィルス対策ソフトウェアのスキャンエンジンのバージョンです。

InfoInd

ITDM2管理情報取り込み制御

string[3]

業務メニュー「インポート」からインポートする場合は、必ず「1」が設定されます。

InstalledDate

インストール日付

date

ソフトウェアをインストールした日付です。

ResidentKind

常駐/非常駐

string[3]

・常駐/非常駐」を参照してください。

SoftwareVersion

ウィルス対策ソフトウェアバージョン

string[1024]

機器にインストールしたウィルス対策ソフトウェアのバージョンです。

UpdateInd

更新識別

uint32

資産管理システムで使用する情報です。更新しないでください。

VirusDefName

ウィルス対策ソフトウェア名

string[1024]

機器にインストールされたウィルス対策ソフトウェア名です。

VirusDefVersion

ウィルス定義バージョン

string[1024]

機器にインストールされたウィルス定義情報のバージョンです。

(凡例)

●:キーとなるプロパティ

−:キー以外のプロパティ

◎:新規登録時に必ず指定するプロパティ(省略するとエラーになる)

○:新規登録時に指定を推奨するプロパティ(省略してもエラーにはならない)

△:任意に指定するプロパティ

プロパティのコードの詳細を次に示します。

表20‒36 常駐/非常駐

コード

表示文字列

1

常駐

0

非常駐