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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


16.13 ログを参照する(ログ一覧)

Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスクの開始と終了、資産管理データベースに取り込んだ情報の件数など、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの情報を資産管理データベースに取り込む際の情報およびエラーのログを参照します。資産管理サーバを直接操作できない環境でも、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerからの情報の取得状況やエラーの内容を確認できます。

なお、デフォルトの設定では、ログ一覧は管理者だけが参照できます。

ログの一覧は、業務メニュー「ログ一覧」をクリックすると表示されるログ一覧画面から参照できます。ログ一覧画面を次の図に示します。

図16‒38 ログ一覧画面

[図データ]

「INV」フォルダのアンカーをクリックすると、ログファイル名(ASTINVn.log)のアンカーが表示されます。ログファイル名のアンカーをクリックすると、ログファイルの内容(メッセージ出力時間、メッセージ種別およびメッセージテキスト)を参照できます。

ファイル名の見方
  • ASTINVn.logのnは、1〜9のファイル名の通番を示します。

  • 1つのファイルに出力できるログの上限を超えると、番号を1つ繰り上げたログファイルが作成されます。ただし、番号が9まで設定された場合は、1に戻ります。最新のログファイルは、ファイル属性(日付・時間)で見分けてください。

ログ一覧画面には、<資産管理サーバの仮想ディレクトリ>\logに格納されているフォルダおよびファイルが表示されます。上位の資産管理サーバの仮想ディレクトリに移動しようとすると、権限がないため、画面を表示できない旨のメッセージが表示されます。資産管理サーバの仮想ディレクトリは、デフォルトでは<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\wwwrootです。

〈この節の構成〉