Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


14.4.11 インストールソフトウェアの変更履歴を管理する(変更履歴)

機器にインストールされているソフトウェアの変更履歴を管理します。

ソフトウェアの変更履歴は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報を登録する際に取得されます。

JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報から取得した内容を操作画面から変更した場合でも、変更履歴に残ります。ただし、操作画面から追加したインストールソフトウェアの情報を、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報と引き当てる前に削除した場合は、変更履歴として取得されません。

ソフトウェアの変更履歴の管理は、業務メニュー「変更履歴」をクリックすると表示される変更履歴画面から実行します。変更履歴画面を次の図に示します。

図14‒53 変更履歴画面

[図データ]

変更履歴の検索結果一覧で、「資産番号」のアンカーをクリックすると、[機器詳細]ダイアログが表示されて、該当するソフトウェアの詳細を参照できます。

〈この項の構成〉

(1) 期間を指定して変更履歴を取得する

変更履歴画面では、インストールソフトウェアの変更履歴として取得したい期間を、検索条件に指定します。検索を実行することで、指定した期間で、機器にどのようなソフトウェアがインストールされているかを調査できます。また、特定のソフトウェアをインストールしたことのある機器を調査するためにも役立ちます。

「機器にインストールされているソフトウェアのインストール時期を知りたい」、「機器ごとのソフトウェアの情報に関する変更履歴を知りたい」というようなときには、管理している部署を選択し、「変更日付」に履歴を知りたい期間の開始日と終了日を指定して検索します。

開始日を省略して終了日だけを指定した場合、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの管理情報を取得した日付のうち、最も古い日付から終了日までの履歴が取得されます。

また、終了日を省略して開始日だけを指定した場合、開始日から最新の日付までの履歴が取得されます。

(2) 変更履歴として取得される情報

変更履歴として取得される情報は、業務メニュー「ITDM2情報取得」から取得できるソフトウェアの情報です。

また、Asset Consoleの操作画面から次の項目を編集すると履歴が取得されます。

なお、固有情報に追加した管理項目の変更履歴は取得されません。