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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


13.1.1 ログイン

Asset Consoleを使用するには、Webブラウザで専用のログイン画面を呼び出し、Asset Consoleへログインする必要があります。

注意事項
  • セキュリティを確保するため、資産管理者(ユーザID「admin」)のデフォルトのパスワードは、初回ログイン後に必ず変更するようにしてください。また、定期的なパスワードの変更をお勧めします。

  • Active Directoryで認証するときでも、ログインするためのユーザIDはAsset Consoleのユーザ情報で管理している必要があります。Active Directoryを利用したログイン認証で集約できるのは、パスワードだけです。Active Directoryに登録されていないユーザIDでログインする場合は、Asset Consoleで管理しているユーザ情報(ユーザIDとパスワード)で認証します。

    たとえば、資産管理者(ユーザID「admin」)のように、Asset Consoleにだけ登録しているユーザIDとパスワードの管理は、資産管理データベースで行われます。

Asset Consoleへログインする手順を次に示します。

  1. Webブラウザを起動して、ログイン画面を呼び出す。

    ログイン画面を呼び出すには、WebブラウザからURLにアクセスします。ログイン画面のURLは、http://ホスト名/jp1asset/login.htmです

    なお、資産管理サーバのデスクトップには、Asset Consoleのインストール時に、ログイン画面へのショートカットアイコンが作成されます。このショートカットアイコンからもログイン画面を呼び出せます。

    Asset Consoleのログイン画面を次の図に示します。

    注※

    Microsoft Internet Information Servicesにおいて、Asset Consoleの仮想ディレクトリを設定しているWebサイトに対してSSLの設定を行っている場合、ログイン画面のURLは、https://ホスト名/jp1asset/login.htmです。

    図13‒1 ログイン画面

    [図データ]

    「ユーザID」テキストボックス

    ユーザIDを入力します。

    「パスワード」テキストボックス

    パスワードを入力します。

    [ログイン]ボタン

    Asset Consoleにログインし、初期画面が表示されます。

    [クリア]ボタン

    「ユーザID」および「パスワード」に指定した値がクリアされます。

  2. Asset ConsoleのユーザIDとパスワードを入力する。

    インストール直後は資産管理者(ユーザIDおよびパスワード「admin」)だけが利用できます。初回ログイン時、またはAsset Consoleのユーザを登録していない場合は、資産管理者でログインしてください。そのあとで、業務メニュー「ユーザ組織管理」でAsset Consoleを利用するユーザを登録してください。

    ユーザの登録方法については、「16.1.2 ユーザを追加する」を参照してください。

  3. [ログイン]ボタンをクリックする。

    Asset Consoleの認証が成功すると、次の図に示す初期画面が表示されます。

    図13‒2 初期画面

    [図データ]

    なお、次の条件のどれかを満たした場合は、メッセージが表示され、ログインが抑止されます。

    • Windows Internet Explorer以外のブラウザからアクセスした場合

    • 互換表示を設定せずにWindows(R) Internet Explorer(R) 10以降のブラウザからアクセスした場合