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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


10.2 資産の状態管理

Asset Consoleでは、機器、契約、ソフトウェアおよび障害の状態が管理されます。状態は登録時に設定でき、運用中は操作画面から随時変更できます。

機器、契約およびソフトウェアの状態には、あらかじめ次の種類が用意されていますが、これ以外にも業務に合わせて状態を追加できます。

状態は、資産管理データベース上で、コードと対応づけて管理されています。

機器、契約およびソフトウェアの状態のコードは、運用、廃棄、抹消のカテゴリに分かれていて、カテゴリによって、どの業務の対象となるかが異なります。状態を追加する場合は、追加するコードの範囲に注意してください。

また、「抹消」状態の資産情報は、Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスク「データメンテナンス」によって削除されるので、状態を変更する際は注意してください。

機器、契約、ソフトウェアの各状態のカテゴリと、検索対象とされる業務との対応を次の表に示します。

状態を追加する方法については、「16.8 種別や状態を追加および変更する(コード管理)」を参照してください。