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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


7.9.8 機器の情報の変更通知

機器の情報が更新されたことを、資産管理者にメールで通知します。このタスクはWindowsのタスクスケジューラに登録されていないので、使用する場合はタスクを登録する必要があります。

Windowsのタスクスケジューラにタスク「ハードウェア変更通知」を登録する手順を次に示します。

  1. タスク スケジューラを起動する。

  2. [操作]メニューの[基本タスクの作成]を選択する。

  3. 表示されたウィザードに従って、各項目を次のとおり設定する。

    次の項目以外は任意に設定してください。

    • [基本タスクの作成]画面の[名前]:ハードウェア変更通知

    • [操作]画面:[プログラムの開始]

    • [プログラムの開始]画面の[プログラム/スクリプト]:<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\exe\jamscript.exe

    • [プログラムの開始]画面の[引数の追加]:-f <Asset Consoleのインストール先フォルダ>\scriptbatch\NoticeUpdateRecord.txt

    • [完了]画面の[[完了]をクリックしたときに、このタスクの[プロパティ]ダイアログを開く]:チェックする

  4. ウィザードの[完了]ボタンをクリックする。

  5. 表示されたダイアログの[全般]タブの[タスクの実行時に使うユーザーアカウント]に、Administrators権限を持つユーザ名を指定する。

  6. [OK]ボタンをクリックする。

    ダイアログが閉じて、タスク「ハードウェア変更通知」が登録されます。

タスク「ハードウェア変更通知」を実行すると、前回のタスク実行時から変更があった機器の台数が通知されます。そのため、初回タスク実行時や、前回タスクを実行してから間隔を開けて実行する場合などは、通知に時間が掛かることがあります。

また、自動的にメールを通知させるためには、Asset ConsoleとMicrosoft Internet Information Servicesで設定が必要です。メール通知するための設定手順については、「7.10 メール通知を使用するための設定」を参照してください。

タスク「ハードウェア変更通知」の戻り値と説明を、次の表に示します。

表7‒14 タスク「ハードウェア変更通知」の戻り値と説明

戻り値

説明

0x0

正常終了しました。

0x1

該当するデータがありませんでした。

0x2

メール通知が設定されていません。

0x3以上

そのほかのエラーで終了しました。