7.9.6 削除する履歴情報の種類と履歴情報を削除するタイミングの指定
削除する履歴情報の種類と履歴情報を削除するタイミングの指定方法について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 削除する履歴情報の指定
「タスク」タブの「実行するファイル名」で、ファイル名のあとに「-s TARGET=(削除する履歴情報のコード)」の形式で指定します。削除する履歴情報のコードは複数指定できます。
なお、何も指定しないと、資産情報の履歴情報だけが削除されます。
削除する履歴情報のコードを次に示します。
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A
資産情報の履歴です。対応するクラスはAssetUpdateRecordです。
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M
保守履歴です。対応するクラスはMaintenanceです。
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U
変更履歴です。対応するクラスはUpdateRecordとInstalledUpdateRecordです。
複数指定する場合は、「-s TARGET=AMU」のように続けて指定してください。
(2) 履歴情報を残す期間の指定
「タスク」タブの「実行するファイル名」で、ファイル名のあとに、次の形式で指定します。
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資産情報の履歴、保守履歴
-s TARGET=A(またはM) -s MONTH=(履歴情報を残す期間)
履歴情報を残す期間は、月単位で0〜120の範囲で指定します。0を指定するとすべての履歴情報が削除されます。
なお、何も指定しないと、6か月以上経過した履歴情報が削除されます。
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変更履歴
-s TARGET=U -s UMONTH=(履歴情報を残す期間)
履歴情報を残す期間は、月単位で0〜120の範囲で指定します。0を指定するとすべての履歴情報が削除されます。
なお、何も指定しないと、すべての履歴情報が削除されます。
- 指定例
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3か月以上経過した、資産情報の履歴と保守履歴を削除する場合の指定例を次に示します。
"C:\jp1asset\exe\jamscript.exe"
-f "C:\jp1asset\scriptbatch\RemoveRecord.txt"
-s TARGET=AM -s MONTH=3
「C:\jp1asset」はAsset Consoleのインストール先フォルダを示しています。