Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド


7.5.1 データソースの作成

接続するデータベースの情報を指定して、データソースを作成します。

データソースを作成するダイアログを次の図に示します。

図7‒8 データソースを作成するダイアログ

[図データ]

接続先一覧に戻るには、[戻る]ボタンをクリックします。

データソースの作成手順を次に示します。

  1. データソースを作成するダイアログで、「サーバ」および「ポート番号」を指定する。

    ダイアログの各項目について説明します。

    • 「サーバ」

      接続するデータベースのホスト名を指定します。指定できる値は、1〜63バイトの半角英数字、全角文字、「%」、「~」、「-」、「_」、「.」、「/」および「\」です。接続先がAsset Consoleの場合、デフォルトには「localhost」が指定されています。また、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの場合、デフォルトには空白が指定されています。

    • 「ポート番号」

      接続するデータベースサーバのポート番号を指定します。5001〜65535の整数を指定してください。デフォルトでは、接続先がAsset Consoleの場合「31022」が、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの場合「31010」が指定されています。

    • 「ODBCデータソース名」

      [サーバセットアップ]ダイアログで指定した値が表示されます。この項目は変更できません。表示される値は、「接続先一覧」で選択した製品によって異なります。選択した製品に対応する[サーバセットアップ]ダイアログの項目を次の表に示します。

      表7‒1 選択した製品に対応する[サーバセットアップ]ダイアログの項目(ODBCデータソース名)

      選択した製品

      [サーバセットアップ]ダイアログの項目

      JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console

      サービス名

      JP1/IT Desktop Management 2 - Manager

      ITDM2-Managerデータベース接続サービス名

    • 「接続ユーザID」

      [サーバセットアップ]ダイアログで指定した値が表示されます。この項目は変更できません。表示される値は、「接続先一覧」で選択した製品によって異なります。選択した製品に対応する[サーバセットアップ]ダイアログの項目を次の表に示します。

      表7‒2 選択した製品に対応する[サーバセットアップ]ダイアログの項目(接続ユーザID)

      選択した製品

      [サーバセットアップ]ダイアログの項目

      JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console

      ログインID

      JP1/IT Desktop Management 2 - Manager

      ITDM2-ManagerデータベースログインID

  2. [OK]ボタンをクリックする。

    設定した内容でデータソースが作成されます。作成が完了すると、データソースの作成が完了したことを示すメッセージが表示されます。

  3. [OK]ボタンをクリックする。

    データソースを作成するダイアログが閉じて、接続先一覧に戻ります。