4.2.1　JP1/IMと連携して問題点を管理する

JP1/IMで取得した資産管理システム上の問題点を、資産管理データベースに登録して管理できます。JP1/IMと連携することで実現できる資産管理業務を説明します。

JP1/IMと連携することで、JP1イベントおよびSNMPトラップの情報を基に、資産管理システム上の問題点を自動登録できます。また、JP1/IMから問題点の確認ができます。問題点の対処内容を管理することで、予防保守に役立ちます。

JP1/IMと連携することで実現できる資産管理業務を次の図に示します。

図4‒3　JP1/IMと連携した資産管理業務

JP1/IMで取得したJP1イベントおよびSNMPトラップの情報を基に、資産管理システム上の問題点を確認・対処する

業務メニュー「問題点一覧」で、JP1/IM - Managerで収集した問題点情報を参照できます。また、JP1/IM - Managerに対処が完了したことを通知して、問題点情報の状態を対処済みに変更できます。
JP1/IMから問題点の詳細情報を表示する

JP1/IM - Managerの［イベントコンソール］画面で、Asset Consoleで発行したJP1イベント（問題点に対する対処完了の通知）から、Asset Consoleで登録した問題点の詳細情報を参照できます。

JP1/IMとの連携で発行されるAsset ConsoleのJP1イベントの詳細については、「19.2　Asset Consoleから発行するJP1イベントの詳細」を参照してください。