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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


AIT_FocusWindow

〈このページの構成〉

機能

指定したウィンドウ名とクラス名を持つウィンドウハンドルを取得して、フォーカスを設定します。

形式

integer AIT_FocusWindow  (
  string strWndCaption,     // ウィンドウのキャプション
  string strClassName       // クラス名
  [,float fTimeOut]         // タイムアウト時間
);

引数

strWndCaption(入力用)

ウィンドウのキャプションを指定してください。

strClassName(入力用)

ウィンドウのクラス名を指定してください。

fTimeOut(入力用、省略可)

この関数がコントロールを見つけるために使用できる最大時間を秒単位で指定してください。省略した場合は、AIT_SetDefaultWaitTimeout関数の値が使用されます。

戻り値

関数が正常に処理された場合のウィンドウハンドルが戻り値となり、処理が失敗した場合の戻り値は0となります。関数が0を返した場合は、AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返すおそれのあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号

エラーコード

8

ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY

14

ERROR_OUTOFMEMORY

112

ERROR_DISK_FULL

1400

ERROR_INVALID_WINDOW_HANDLE

1460

ERROR_TIMEOUT

注意事項

strWndCaptionに空の文字列を指定すると、空白のキャプションが付いたウィンドウを検索します。空白のキャプションが付いたウィンドウが複数ある場合は、最初に発見されたウィンドウにフォーカスを設定します。