10.5.4 分割配布したジョブを強制完了する
強制完了は、分割配布のジョブを途中で中止し、転送していない残りのパッケージを一括して転送することです。分割配布したジョブを強制完了するには、［ジョブ実行状況］ウィンドウで［実行］−「分割配布の強制完了」を選択してください。強制完了になったジョブは、システム直下のシステムから配布先システムに転送されるまで、分割しないでパッケージを一括して転送（通常配布）します。ただし、分割配布の強制完了は、強制完了を実行したシステム直下のすべてのシステムに対し、分割配布中の場合にだけ有効になります。また、中断中および再開中のジョブは強制完了できません。
なお、強制完了を実行したシステム直下の中継システムおよび管理用中継サーバに対してだけ分割配布を強制完了し、その中継システムおよび管理用中継サーバ下の配布先システムへの分割配布は実行させたい場合、同じパッケージを「中継までのパッケージの転送」ジョブで実行してください。中継システムおよび管理用中継サーバまでの分割配布については、強制完了を実行したこと（通常配布）になり、中継システムおよび管理用中継サーバ下の配布先システムへは分割配布になります。