Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


7.4.1 キャビネットの作成

キャビネットは1,296個まで作成できます。リモートインストールマネージャでのキャビネットの作成方法を次に示します。

  1. [パッケージ]ウィンドウで、[ファイル]−[キャビネットの新規作成]を選択する。

    [キャビネットの作成]ダイアログボックスが表示されます。各項目は、必ず設定してください。

    図7‒45 [キャビネットの作成]ダイアログボックス

    [図データ]

    キャビネット名(必ず設定)

    キャビネットごとにユニークな名称を、半角32文字(全角で16文字)以内で設定します。「\」「/」「*」「"」「:」「;」およびスペースは使用できません。

    キャビネット識別ID(必ず設定)

    キャビネットごとにユニークなIDを、2文字の半角英数字(英字は大文字だけ)で設定します。

    キャビネット種別(必ず設定)

    格納するパッケージの作成元が、WindowsかUNIXかによって、「Windows用」または「UNIX用」を選択します。

  2. 項目を設定して[終了]ボタンをクリックする。

    設定を保存して[キャビネットの作成]ダイアログボックスが閉じます。

    このとき[追加]ボタンをクリックすると、続けてキャビネットを作成できます。

なお、キャビネットは、パッケージャからパッケージングするときに作成することもできます。パッケージャからパッケージングしたときに、誤って、異なるキャビネット識別IDに同じキャビネット名を付けてしまった場合、キャビネット内に不正なパッケージが表示されることがあります。このような場合は、重複しているキャビネット名のどちらか一方を、[ファイル]−[名前の変更]で変更してください。