Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


6.4.1 自動メンテナンスポリシーファイルの入出力方法

自動メンテナンスポリシーファイルは、[ポリシーの設定]ダイアログボックスの[ファイルから追加]ボタンおよび[ファイル出力]ボタンから入出力できます。

図6‒32 [ポリシーの設定]ダイアログボックス

[図データ]

[ファイルから追加]ボタン

[ファイルから追加]ボタンをクリックすると、[自動メンテナンスポリシーの追加]ダイアログボックスが表示されます。入力対象の自動メンテナンスポリシーファイルを指定して[開く]ボタンをクリックすると、ファイルに記述された内容でポリシーが追加されます。

自動メンテナンスポリシーファイルの内容が次のような場合、ポリシーは1つも追加されません。

  • 形式がXMLとして不正である

  • 定義されているポリシーの条件が不正である

  • 既存のポリシーとすべて同じ設定のポリシーが含まれている

追加できなかった要因がメッセージダイアログボックスに表示されるので、メッセージの内容に従って対応してください。

なお、自動メンテナンスポリシーファイルの入力には、次の注意事項があります。

  • 自動メンテナンスポリシーファイルでユーザが入力したコメントは、ファイル入力時に消去されます。そのため、ファイル出力時には出力されません。

  • ポリシー種別によって設定できる数に制限があります。[ポリシーの設定]ダイアログボックスの[追加]ボタンからポリシーを作成した場合、ポリシー種別の制限数に達すると、ポリシーの作成は自動的に制限されます。自動メンテナンスポリシーファイル上で制限数より多いポリシー種別を作成した場合、ファイル入力時にエラーメッセージが表示され、自動メンテナンスポリシーファイルのポリシーは反映されません。ポリシー種別の制限数を次の表に示します。

    表6‒1 ポリシー種別の制限数

    自動メンテナンス種別

    ポリシー種別

    制限数

    あて先グループ

    IPアドレス

    新規作成ホスト

    1

    OS種別

    ハードウェア資産情報の追加管理項目

    16

    部署

    1

    設置場所

    1

    ID

    新規作成ホスト

    1

    資産管理項目

    機器情報

    (凡例)−:制限なし

[ファイル出力]ボタン

[ファイル出力]ボタンをクリックすると、[自動メンテナンスポリシーの出力]ダイアログボックスが表示されます。格納先ディレクトリを指定して、[保存]ボタンをクリックするとファイルが出力されます。

ポリシーの条件に他言語の設定がある資産管理項目を指定している場合は、デフォルトの言語の項目名および値で条件の定義が出力されます。