6.2.3 あて先グループの階層化の仕組み
あて先グループのポリシー設定で複数階層を設定した場合、あて先グループが複数階層で構成されます。ここでは、部署の情報によるグルーピングを例にして、階層化の仕組みを説明します。
この図のグルーピング結果について、次に説明します。
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Agt01は、ポリシーの設定に従って、「ユニット1」の直下に追加されます。
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Agt02は、「課名」および「ユニット名」の情報がありません。この場合は、階層が繰り上げられ「開発部」の直下にAgt02が追加されます。
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Agt03は、所属する「営業部」が「ソフトウェア事業部」の直属であるため、「本部名」の情報がありません。この場合もAgt02と同様に階層が繰り上げられ、最上位に「営業部」が追加されます。この「営業部」の配下に階層化された「営業A課」および「ユニット1」が構成されて、「ユニット1」の直下にAgt03が追加されます。
このように、部署の情報が取得されていない場合でも、階層が繰り上げられてあて先グループが構成されます。
なお、機器画面の[機器一覧(部署)]または[機器一覧(設置場所)]でどの階層にも属さないエージェントは、あて先グループに追加されません。あらかじめ機器画面の[機器一覧(部署)]または[機器一覧(設置場所)]で該当するエージェントを適切な部署または設置場所に追加してください。