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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


1.3.3 ジョブの詳細設定

ジョブは、リモートインストールマネージャの[ジョブの作成]ダイアログボックスで作成します。

図1‒7 [ジョブの作成]ダイアログボックス

[図データ]

[ジョブの作成]ダイアログボックスには、指定したジョブ種別に応じて、必要なパネルが表示され、ジョブの名称、あて先、実行条件など、ジョブの詳細を設定できます。[ジョブの作成]ダイアログボックスに表示されるパネルの詳細については、「10.2.2 [ジョブの作成]ダイアログボックスに表示されるパネル」を参照してください。

[ジョブの作成]ダイアログボックスに表示されるパネルと、各パネルで設定する内容の概要について次の表に示します。

表1‒2 [ジョブの作成]ダイアログボックスに表示されるパネル

パネル名

設定する内容

[ジョブ]パネル

ジョブ名を設定します。

[あて先]パネル

ジョブの実行対象となるホストを設定します。

[パッケージ]パネル

リモートインストールするパッケージの属性、インストール環境などを設定します。

[ジョブの配布属性]パネル

ジョブをマルチキャスト配布したい場合、またはパッケージを分割して配布したい場合に設定します。大容量のパッケージの場合に便利です。ただし、マルチキャスト配布の設定ができるのは、「パッケージのインストール」ジョブの場合だけです。

[取得項目]パネル

「コンピュータ(UNIX)のシステム情報の取得」ジョブを実行する場合に、取得の対象となる項目を設定します。

[検索対象]パネル

「コンピュータ(UNIX)のソフトウェア情報の取得」ジョブを実行する場合に、取得の対象となるソフトウェアを設定します。検索リストを使用する場合は、使用する検索リストを設定できます。検索対象にネットワークファイルシステムを含めるかどうかも設定できます。

[コレクトファイル]パネル

リモートコレクトの対象となるファイルを設定します。

[スケジュール]パネル

ジョブの登録日時、実行日時および実行期限を設定します。

[クライアント制御]パネル

ジョブのあて先のPCが起動されていない場合、起動してジョブを実行させる設定ができます。また、起動したあとにシャットダウンさせる設定もできます。なお、UNIXエージェント、Macエージェントは、ジョブ実行後にシャットダウンさせることはできません。