Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


付録A.11 オフライン管理のコンピュータのツール再実行が必要な条件

操作画面で、オフライン管理のコンピュータの設定を変更した場合、ツールの再実行が必要となります。変更した設定項目から、どの設定ツールを再実行する必要があるかを次の表に示します。

設定項目

条件

設定ツール

インストールセット

getinv.vbs(オフライン管理の情報収集)

setsecpolicy.vbs(オフライン管理のセキュリティポリシー適用と機器情報の収集)

エージェント設定

  • 適用するエージェントの設定を変更する場合

  • オフライン管理のコンピュータに適用済みのエージェント設定内容を更新した場合

システムポリシー

拡張インベントリ

・次の設定を変更した場合
  • 利用者情報の入力開始日時

  • 利用者入力画面での管理項目の表示順

・入力方法が「利用者が入力」または、「レジストリから取得」の次の項目を追加、または更新した場合
  • 資産情報と機器情報の共通管理項目

  • ハードウェア資産情報の追加管理項目

ソフトウェア検索条件

条件を追加、または変更した場合

ライセンス情報

評価版から製品版へ移行した場合

ウィルス対策製品情報取得スクリプト

ウィルス対策製品情報取得スクリプトを更新した場合

セキュリティポリシー

セキュリティ設定項目

更新プログラム

自動更新の自動対策設定を更新した場合

使用禁止ソフトウェア

自動対策の起動抑止設定を更新した場合

ウィルス対策製品

必須ソフトウェア

ユーザー定義のセキュリティ設定

使用禁止サービス

使用禁止サービスの追加・削除、自動対策設定を更新した場合

OSのセキュリティ設定

自動対策設定を更新した場合

抑止項目

ソフトウェア起動

設定を変更した場合

印刷

設定を変更した場合

デバイス接続

設定を変更した場合

USBデバイスリスト

登録済みUSBデバイスを変更した場合

(凡例)○:再実行が必要 −:該当なし

ヒント

セキュリティポリシーの設定項目、「操作ログ」、「禁止操作と操作ログの共通設定」、「登録済みUSBデバイスのファイル一覧取得」、および「アクション項目」については、オフライン管理のコンピュータには設定できません。