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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


17.41 setsecpolicy.vbs(オフライン管理のセキュリティポリシー適用と機器情報の収集)

機能

オフライン管理のコンピュータへセキュリティポリシーを適用し、機器情報を収集します。

このコマンドの前提条件を次に示します。

なお、このコマンドは、外部記憶媒体に格納して、オフライン管理のコンピュータ上で直接実行してください。

形式

setsecpolicy.vbs[△/silent][△/u][△/s]

引数

/silent

利用者のコンピュータに、画面を表示しません。

/u

[利用者情報の入力]画面を、利用者のコンピュータに表示しません。引数「/silent」を指定した場合は、引数「/u」の指定とは関係なく[利用者情報の入力]画面を表示しません。

/s

設定画面の[ソフトウェア検索条件の設定]画面で設定したインストールソフトウェア情報を、取得しません。

格納先

オフライン用ポリシー適用ツール(解凍後)の格納先

注意事項

戻り値

setsecpolicy.vbsコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値

説明

0

コマンドが正常に終了しました。

10001

利用者のコンピュータで、セキュリティポリシーの適用処理がキャンセルされました。

10011

コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。

10031

情報収集用ツールを使用した情報の収集が、すでに実行されています。

10032

一時的なエラーが発生しました。

10033

バックグラウンドで情報の収集が実行されています。

10034

[利用者情報の入力]画面が表示されています。

10035

セキュリティポリシー適用コマンドは、すでに実行されています。

10051

格納フォルダのパスが長過ぎるため、処理を中止しました。

10052

セキュリティポリシー適用コマンドがローカルディスク上にありません。

10101

セキュリティポリシーの適用に失敗しました。

10102

このコマンドが格納されているフォルダに、読み込みおよび書き込みの権限がありません。

10103

コンピュータにエージェントがインストールされていません。

10104

コンピュータにインストールされているエージェントは、オフライン管理でのセキュリティポリシーの適用に対応していないバージョンです。

10105

オフライン用ポリシー適用ツールが壊れていることが考えられます。

10106

エージェントの環境が壊れています。

使用例

[利用者情報の入力]画面を利用者のコンピュータに表示しないでセキュリティポリシーの適用と機器情報を収集する場合のコマンドの使用例を次に示します。

setsecpolicy.vbs /u