17.34　getinv.vbs（オフライン管理の情報収集）

機能

オフライン管理のコンピュータに対して、情報収集用ツールの設定に従って次に示す処理を実行したあとで、機器情報を収集します。

このコマンドの前提条件を次に示します。

なお、このコマンドは、外部記憶媒体に格納して、オフライン管理のコンピュータ上で直接実行してください。

形式

getinv.vbs[△/u][△/s][△/silent]

引数

/u: ［利用者情報の入力］画面を、利用者のコンピュータに表示しません。引数「/silent」を指定した場合は、引数「/u」の指定とは関係なく［利用者情報の入力］画面を表示しません。

格納先

情報収集用ツール（解凍後）の格納先

注意事項

次に示す場合は、情報収集用ツールを再作成したあとで、機器情報を収集する必要があります。
- セキュリティポリシーでの判定対象のウィルス対策製品を変更した場合
- 追加管理項目の設定を変更した場合
64ビット版OSのコンピュータの機器情報を情報収集用ツールで取得する場合、情報収集用ツールをOSによってファイルシステムリダイレクタが動作するパス（例：C:¥Windows¥system32）に配置して実行しないでください。

戻り値

getinv.vbsコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値	説明
0	コマンドが正常に終了しました。
10001	利用者のコンピュータで、収集処理がキャンセルされました。
10011	コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。
10031	情報収集用ツールを使用した情報の収集は、すでに実行されています。
10032	一時的なエラーが発生しました。
10033	バックグラウンドで情報の収集が実行されています。
10034	［利用者情報の入力］画面が表示されています。
10051	格納フォルダのパスが長過ぎるため、処理を中止しました。
10052	情報収集用ツールがローカルディスク上にありません。
10101	情報の収集に失敗しました。
10102	このコマンドが格納されているフォルダに、読み込みおよび書き込みの権限がありません。
10103	コンピュータにエージェントがインストールされていません。
10104	コンピュータにインストールされているエージェントは、オフライン管理に対応していないバージョンです。
10105	情報収集用ツールが壊れていることが考えられます。
10106	エージェントの環境が壊れています。

使用例

［利用者情報の入力］画面を利用者のコンピュータに表示しないで機器情報を収集する場合のコマンドの使用例を次に示します。

getinv.vbs /u