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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


15.1.1 エージェント設定の管理

コンピュータに導入されたエージェントには、エージェント設定が割り当てられています。エージェント設定では、対象の機器の監視間隔やセットアップ、アンインストールのパスワード保護、リモートコントロール時の動作などを設定できます。エージェント設定を管理することで、各エージェントのセットアップ内容をリモートで管理できます。

特別なエージェント設定を作成していない場合、デフォルトでは「デフォルトエージェント設定」が割り当てられます。複数のエージェント設定を使い分ける必要がない場合は、デフォルトエージェント設定を編集することで、一括してエージェントの設定を変更できます。デフォルトエージェント設定は、パスワード保護のためのパスワードに、デフォルトで「manager」が設定されています。

コンピュータによって監視間隔の設定を分けたい場合は、エージェント設定を作成します。エージェント設定を作成する方法については、「15.1.2 エージェント設定を追加する手順」を参照してください。

運用状況に変更があった場合、エージェント設定を編集します。エージェント設定を編集する方法については、「15.1.3 エージェント設定を編集する手順」を参照してください。

運用状況の変更に伴ってエージェント設定が不要になった場合、エージェント設定を削除します。エージェント設定を削除する方法については、「15.1.5 エージェント設定を削除する手順」を参照してください。

なお、エージェント設定は作成後に各エージェントに割り当てる必要があります。エージェント設定を各エージェントに割り当てる方法については、「15.1.6 エージェント設定を割り当てる手順」を参照してください。

ヒント

エージェント設定の割り当てを解除すると、自動的に「デフォルトエージェント設定」が割り当てられます。

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