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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


10.7.1 管理用サーバに過去の操作ログを取り込む手順

操作ログのデータベースに操作ログがすでに存在しない場合に、操作ログのバックアップから過去の操作ログを取り込めます。

重要

該当する範囲の操作ログが操作ログの保管先フォルダから削除されている場合は、取り込めません。

ヒント

過去の操作ログを取り込むには、セットアップの[操作ログの設定]画面で操作ログの保管先などを設定する必要があります。なお、取り込める操作ログのデータ量は、セットアップの[操作ログの設定]画面の[必要なディスク容量]に応じて決まっています。より長い範囲の操作ログを取り込みたい場合は、[操作ログのデータベース格納最大日数]を長く設定するか、設定画面の[操作ログの設定]画面の[自動取り込みされる操作ログの格納期間]を短く設定してください。

過去の操作ログを取り込むには:

  1. セキュリティ画面を表示します。

  2. メニューエリアで[操作ログ]−[操作ログ一覧]を選択します。

  3. [操作メニュー]の[保管した操作ログを手動で取り込む]を選択します。

    重要

    操作ログのバックアップファイルが存在しない場合は選択できません。

  4. 表示されるダイアログで操作ログを取り込む範囲を設定して、[OK]ボタンをクリックします。

    操作ログの取り込みが開始され、取り込み状況が表示されます。

  5. [閉じる]ボタンをクリックします。

設定した範囲の操作ログが取り込まれます。

[保管した操作ログを手動で取り込む]では、取り込み対象のコンピュータを指定できます。取り込み範囲が長い場合や取り込み対象のコンピュータが多い場合は操作ログの量が膨大になるため、取り込みに時間が掛かるおそれがあります。取り込み対象のコンピュータを指定して、取得する操作ログを絞り込むことをお勧めします。操作ログの取り込み対象のコンピュータを指定する手順については、「10.7.2 コンピュータを選択して操作ログを取り込む手順」を参照してください。

ヒント

以前に取り込んだデータ量が多くて取り込める範囲が不足する場合は、[操作メニュー]の[手動取り込み済みの操作ログを削除する]で不要な期間を削除してください。なお、削除した操作ログが実際にデータベースから削除されるのは、「操作ログのデータベースの削除」を実行するタイミング(デフォルトは毎日1:00)です。

ヒント

操作ログは、ioutils exportoplogコマンドを実行してエクスポートすることもできます。操作ログの内容を資料に使用したい場合などは、エクスポートすることをお勧めします。

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