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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


7.9.4 コンピュータ側で接続モードを変更する手順

コントローラが制御モードの場合は、接続先のコンピュータ側でキーボードやマウスでの操作ができなくなります。しかし、コンピュータ側で操作する必要があるときは、制御モードを強制的に解除し、共有モードに変更できます。

制御モードを強制的に解除するには:

  1. 接続先のコンピュータ側で、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押します。

接続先のコンピュータは共有モードになり、コンピュータ側で操作できるようになります。

なお、接続先のコンピュータの接続モードが制御モードから共有モードに変わると、接続モードが変更されたことがコントローラに通知されます。共有モードのコントローラでは何も変化は起きませんが、制御モードのコントローラでは、コントローラの接続モードを制御モードから共有モードに変更するかどうかを問い合わせるダイアログが表示されます。このダイアログで共有モードに変更することが許可されれば、コントローラも共有モードになり、コントローラとコンピュータの両方でコンピュータを操作できます。しかし、共有モードに変更することが許可されないと、コンピュータは制御モードのまま、コンピュータ側では操作できなくなります。