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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


6.15 利用者情報を取得する手順

利用者のコンピュータに[利用者情報の入力]画面を表示させて、利用者が入力した情報を取得できます。定期的に利用者に情報を入力してもらうことで、管理業務の負担を軽減できます。[利用者情報の入力]画面の例を次に示します。

[図データ]

なお、[利用者情報の入力]画面を表示させるには、利用者のコンピュータにエージェントがインストールされている必要があります。Citrix XenApp、Microsoft RDSサーバは、利用者情報を入力する画面を表示できません。利用者情報の入力画面の表示は、エージェント設定の[利用者への通知設定]の設定に従います。

[利用者情報の入力]画面を、随時表示させる場合の手順と、指定した日時以降に表示させる場合の手順を、それぞれ示します。

利用者情報を取得するには(随時):

  1. 設定画面を表示します。

  2. メニューエリアの[資産管理]−[資産管理項目の設定]を選択します。

  3. 利用者情報を取得したい項目の[入力方法]を「利用者が入力」に設定します。

    「利用者が入力」を設定できるのは、[資産情報と機器情報の共通管理項目]および[ハードウェア資産情報の追加管理項目]だけです。

[利用者情報の入力]画面で利用者が情報を入力して[OK]ボタンをクリックすると、利用者情報が取得されます。

利用者情報を取得するには(日時を指定):

  1. 設定画面を表示します。

  2. メニューエリアの[資産管理]−[資産管理項目の設定]を選択します。

  3. インフォメーションエリアの[利用者情報の入力開始日時]で[編集]ボタンをクリックします。

  4. [利用者の入力開始のタイミング]で[指定(利用者のコンピュータのローカルタイムで指定する入力開始日時)]を選択し、入力開始日時を指定します。

  5. [OK]ボタンをクリックします。

  6. 利用者情報を取得したい項目の[入力方法]を「利用者が入力」に設定します。

    「利用者が入力」を設定できるのは、[資産情報と機器情報の共通管理項目]および[ハードウェア資産情報の追加管理項目]だけです。

    [入力方法]を設定するダイアログにある[入力開始日時を編集]ボタンをクリックして表示されるダイアログで、入力開始日時を編集することもできます。

[利用者情報の入力]画面で利用者が情報を入力して[OK]ボタンをクリックすると、利用者情報が取得されます。

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