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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド


3.3 デフォルトパスワードを変更する手順

JP1/IT Desktop Management 2にビルトインアカウントで初めてログインするとき、または新規に作成したユーザーアカウントで初めてログインするときは、パスワードの変更が要求されます。また、ユーザーアカウント管理権限を持つ管理者によって、ユーザーアカウントのパスワードが変更された場合、次回ログイン時にパスワードの変更が要求されます。セキュリティ確保のため、デフォルトパスワードは必ず変更してください。パスワードを変更すると、次回のログイン時から変更後のパスワードを使う必要があります。

ヒント

パスワードの有効期限は、セットアップ時に[その他の設定]画面で、ユーザーパスワードの有効日数として指定した日数です。有効期限の7日前からログイン時にパスワードの変更が要求されるので、新しいパスワードに変更してください。パスワードの有効期限を過ぎると、ログイン時に[パスワードの変更]ダイアログが表示されます。

ヒント

脆弱なパスワードを設定すると、自分のユーザーアカウントが不正に使われるおそれがあります。例えば、次のような設定方針で強固なパスワードを利用することをお勧めします。

  • 大文字、小文字、数字、記号の組み合わせである

  • 連続した文字列(12345など)ではない

  • 自分や親しい人の名前または誕生日、辞書に掲載されている単語ではない

ログイン中のユーザーアカウントのパスワードを変更したい場合は、[ログアウト]ボタンの左側にあるユーザーIDのリンクをクリックして表示されるダイアログからパスワードを変更できます。

ユーザーアカウント管理権限を持つ管理者の場合は、設定画面の[ユーザー管理]−[ユーザーアカウントの管理]画面から、各ユーザーアカウントのパスワードを変更できます。