4.7.1 JP1/IMと連携するためのコンフィグレーションファイルを設定する手順
JP1/IT Desktop Management 2のJP1/IMと連携するための機能は、コンフィグレーションファイルの設定を変更することで有効になります。
コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)を設定するには:
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コンフィグレーションファイルに設定を追加します。
コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)の格納先は次のとおりです。
JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ\mgr\conf
コンフィグレーションファイルで設定する定義を次の表に示します。
プロパティ |
説明 |
指定値 |
デフォルト |
---|---|---|---|
JP1IM_EventOption |
JP1/IMと連携するかどうかを指定します。連携する場合、システムで発生したイベントを定期的に監視し、JP1/IMのイベントコンソールに出力する対象のイベントをJP1/Baseに通知します。 定期監視の際に、このプロパティに「ON」が設定されていることを検知した日時を基準に24時間以内に発生したイベントのうち、JP1/IMのイベントコンソールに出力する対象のイベントが取得されます。 |
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OFF |
JP1/IMと連携する場合のコンフィグレーションファイルの設定例を次に示します。
# # コンフィグレーションファイル # # サーバカスタマイズオプション JP1IM_EventOption=ON
コンフィグレーションファイルの設定は、JP1/IT Desktop Management 2のサービスの再起動後に適用されます。
なお、JP1/IMと連携しない設定にする場合は、コンフィグレーションファイルに追加した「JP1IM_EventOption=ON」の行を削除するか、「JP1IM_EventOption=OFF」に変更して、JP1/IT Desktop Management 2のサービスを再起動してください。