4.6.8 ウィルス対策製品と同居時の注意事項
JP1/IT Desktop Management 2とウィルス対策製品が同居する場合は、次のファイルおよびフォルダをウィルスチェックの対象から外してください。
JP1/IT Desktop Management 2の停止中にウィルスチェックを実施してからJP1/IT Desktop Management 2を再起動する場合は、次のファイルおよびフォルダに対してウィルスチェックが完了したことを確認してください。
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの次のファイルおよびフォルダ
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JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのインストールパス以下すべて
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セットアップで定義したデータベースフォルダ、データフォルダおよびローカルデータフォルダ
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セットアップで定義した操作ログ用データベースフォルダ
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セットアップで定義した操作ログ自動保管先フォルダ
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操作ログや資産情報などをエクスポートするときの出力先フォルダ
JP1/IT Desktop Management 2 - Agentの次のファイルおよびフォルダ
- Windowsの場合
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JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストールパス以下すべて
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JP1/IT Desktop Management 2 - Agentのインストール先システムドライブ¥JP1ITDMWK¥以下すべて
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%WINDIR%¥JP1ITDM¥UtilMsg.dll
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%WINDIR%¥jdnagent.nid
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%ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥Hitachi¥jp1itdma¥以下すべて
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%ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥Hitachi¥jp1itdmrca¥以下すべて
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%USERPROFILE%¥Application Data¥Hitachi¥jp1itdma¥以下すべて
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%USERPROFILE%¥Application Data¥Hitachi¥jp1itdmrca¥以下すべて
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%SystemRoot%¥jdngshare.dll
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%SystemRoot%¥jdngsrv.exe
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JP1/IT Desktop Management 2 - Network Monitorのインストールパス以下すべて
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- HP-UXの場合※
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/etc/opt/NETMDMW/ 以下すべて
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/opt/NETMDMGF/ 以下すべて
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/opt/NETMDMW/ 以下すべて
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/opt/NETMDMWEX1/ 以下すべて
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/var/opt/NETMDMW/ 以下すべて
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/NETMDMGF/ 以下すべて
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- AIXおよびSolarisの場合※
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/opt/NETMRDS/ 以下すべて
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/opt/NETMRDSEX1/ 以下すべて
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/opt/NETMDMGF/ 以下すべて
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- Linuxの場合※
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/opt/NETMDMGF/ 以下すべて
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/opt/NETMDMW/ 以下すべて
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/opt/NETMDMWEX1/ 以下すべて
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- Mac OSの場合※
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/Library/Application Support/jp.co.hitachi.jp1itdm2/ 以下すべて
注※ マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)」の作業用ディレクトリの変更手順に従って作業用ディレクトリを変更している場合は、変更後の作業用ディレクトリもウィルスチェックの対象から外してください。
JP1/IT Desktop Management 2 - Internet Gatewayの次のファイルおよびフォルダ
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JP1/IT Desktop Management 2 - Internet Gatewayのインストール先フォルダ以下すべて
ウィルスチェックの対象から外すフォルダの詳細は、次のマニュアルを参照してください。
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マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Console 構築・運用ガイド」のフォルダ構成
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マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)」のJP1/IT Desktop Management 2 - Agentのファイル構造
- 重要
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ファイルやフォルダをウィルスチェックの対象から外さない場合、ウイルス対策製品の影響で、JP1/IT Desktop Management 2が使用しているファイルおよびフォルダがウィルス対策製品によって使用中となり、ファイルアクセスでエラーが発生することがあります。これによって、JP1/IT Desktop Management 2の操作がエラーになったり、プロセスが強制終了したりする場合があります。この影響で、次に示す現象が発生するおそれがあります。
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データベースのバックアップに失敗する場合があります。
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インベントリ情報や操作ログ情報の収集やソフトウェアなどの配布ができなくなる場合があります。
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Internet Explorerでのファイルのアップロードやダウンロードが遅延したり、Internet Explorerが停止したりする場合があります。
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操作ログや資産情報などのエクスポートが遅延し完了まで時間がかかることがあります。
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ネットワークモニタによる機器の検知、およびネットワーク接続の許可、遮断ができなくなる場合があります。
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コンポーネントの登録時にエラーになる場合があります。
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リモートインストールマネージャのジョブの実行が遅延する場合があります。
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