4.4.16 外部システム連携構成
外部システムと連携して、機器情報をJP1/IT Desktop Management 2で管理することもできます。これを外部システム連携構成と呼びます。外部システム連携構成には、外部システムと管理用サーバが社内ネットワークに存在する場合と外部システムがインターネット上に存在する場合があります。
外部システム連携構成を次の図に示します。
外部システムからはHTTP接続またはHTTPS接続でJP1/IT Desktop Management 2が提供するAPIを使用して管理用サーバと通信します。
外部システムがインターネット上に存在する場合は、DMZにリバースプロキシサーバを設置し、管理用サーバとはリバースプロキシサーバを経由して通信するようにします。
- メモ
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インターネット上に存在する外部システムから、HTTPS接続でAPIを使用して管理用サーバと接続する場合、SSLサーバ証明書を次のように配置してください。
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外部システム・リバースプロキシサーバ間:リバースプロキシサーバにSSLサーバ証明書を配置
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リバースプロキシサーバ・管理用サーバ間:管理用サーバにSSLサーバ証明書を配置
HTTPS接続でAPIを使用して管理用サーバと接続する環境の構築については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 構築ガイド」の「外部システム連携構成でHTTPSを使用する場合の環境構築手順」を参照してください。
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