2.25.2 大規模管理用のオプション有効時の制限事項
大規模管理用のオプションが有効な場合の制限を次に示します。
-
管理対象機器
管理用サーバが管理する機器(複数サーバ構成の場合は、統括管理用サーバが直接管理する機器)で、エージェント管理機器以外の機器(エージェントレス機器など)は50,000台以下としてください。
-
操作ログ
1台の管理用サーバで30,000台までの機器の操作ログを管理できます。これ以上の操作ログを管理する場合は、管理用中継サーバを利用してください。
-
Asset Consoleによる資産管理
Asset Consoleでは30,000台までの機器を管理できます。
-
IP探索
IP探索で探索される機器台数は50,000台以下としてください。これより多い機器を探索する場合は、管理用中継サーバを利用してください。
-
ネットワーク接続制御
1台の管理用サーバで、ネットワーク接続制御が可能なネットワーク情報(MACアドレスまたは IPアドレス)の数は262,140個までです。例えば、機器に2個のネットワーク情報が含まれている場合には、約130,000台までネットワーク接続制御を行うことができます。これより多い機器のネットワーク接続制御を行う場合は、管理用中継サーバを利用してください。
大規模管理用のオプション有効時の操作画面の検討項目
大規模管理用のオプションが有効な場合の操作画面では、サーバの負荷を考慮して、次の項目について検討してください。
-
一覧画面の「1ページ当たりの表示件数」を「100」に設定して使用してください。
-
一覧画面の表示項目を必要なものだけに変更して使用してください。
-
ホーム画面、各画面のダッシュボードに表示するポートレットを必要なものだけに変更してください。
-
フィルタやカスタムグループは最低限必要な数だけ定義してください。また、不要になったら削除してください。
-
セキュリティポリシーやエージェント設定は最低限必要な数だけ定義してください。また、不要になったら削除してください。