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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.18.2 管理元が配下の管理用中継サーバである機器に対する操作の制限

複数サーバ構成の場合で、管理元が配下の管理用中継サーバである機器を対象にしたとき、自サーバの操作画面からできる操作が制限されます。

自サーバ直下の機器に対してできる操作と、管理元が配下の管理用中継サーバである機器に対して自サーバの操作画面から操作できるかどうかの対応を次の表に示します。自サーバの操作画面からできない操作については、機器の管理元の操作画面から実施してください。

自サーバ直下の機器に対してできる操作

管理元が配下の管理用中継サーバである機器に対して操作できるかどうか

利用者にメッセージを通知する

×

[利用者情報の入力]画面を定期的に表示させる

ネットワークモニタを有効にする

×

ネットワークモニタを無効にする

×

接続を許可する

×

接続を許可しない

×

電源ONにする

×

電源OFFにする

×

再起動する

×

スマートデバイスをロックする

×

スマートデバイスのパスコードをクリアする

×

スマートデバイスを初期化する

×

機器情報を編集する

最新の情報を取得する

×

最新の情報を取得するファイルを作成する

認証情報を設定する

×

ソフトウェアライセンスを移管する

削除する

機器一覧をエクスポートする

機器一覧(詳細)をエクスポートする

カスタムグループに追加する

リモートコントロールを開始する

(凡例)○:実施できる ×:実施できない

注※ リモートコントロールの起動元の管理用サーバとリモートコントロールの対象とで、使用するポート番号を統一する必要があります。

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