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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.10.5 印刷による不審操作の取得

コンピュータの利用者の大量印刷を、不審操作として取得できます。印刷による不審操作を取得するためには、セキュリティポリシーに不審と見なす操作の条件を設定する必要があります。この条件を設定したセキュリティポリシーが適用されているコンピュータに対して、印刷による不審操作が検知されます。大量印刷のチェック条件については、「2.10.6 大量印刷のチェック条件」を参照してください。

印刷による不審操作が検知された場合、機密情報が漏えいするのを防ぐために、該当するユーザー名、印刷回数、印刷した時間などを調査する必要があります。不審操作が検知されると、「不審操作」のイベントとして通知されます。このイベントを基に、収集された操作ログで、該当する大量印刷が情報漏えいやコスト面での問題がないかどうかを確認してください。