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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.7.12 リモートコントロールの認証情報の設定

エージェント導入済みのコンピュータに対して、コントローラからの接続をユーザー単位で制限するための認証情報を設定できます。認証情報は、特定のユーザーに対してリモートコントロールを許可したい場合に設定します。何も設定しない場合は、すべてのユーザーからの接続を許可します。

認証情報の設定には、次の2種類のユーザー認証を使用できます。

標準の認証

独自のユーザー認証です。認証情報に設定されたユーザー名およびパスワードを持つユーザーだけがコンピュータに接続できます。

Windowsの認証

Windowsの認証機能と連携したユーザー認証です。認証情報に設定されたWindowsのユーザーおよびグループだけがコンピュータに接続できます。このユーザー認証では、パスワードの有効期限や監査など、詳細なセキュリティポリシーを適用できます。ドメインユーザーで認証する場合は、「ユーザー名@ドメイン名」または「ドメイン名¥ユーザー名」の形式で設定を追加してください。

認証情報は、複数のユーザーを登録して管理できます。登録した各ユーザーに対して、共有モードおよび制御モードの設定、シャットダウンなどのリモートコントロール操作の使用可否を設定できます。また、Windowsの認証機能と連携したユーザー認証を使用することで、リモートコントロールのセキュリティをさらに強化できます。

なお、 認証情報は、エージェント設定で設定できます。