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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 導入・設計ガイド


2.3.2 ユーザーアカウントの認証方法

JP1/IT Desktop Management 2のユーザーアカウントの認証方法には、ITDM2認証とJP1認証の2種類があります。

重要

ITDM2認証とJP1認証は同時に利用できません。使用するすべてのユーザーアカウントを、どちらかの認証方法に統一する必要があります。

ITDM2認証

JP1/IT Desktop Management 2のシステム内でユーザーアカウントを認証する方法です。ユーザーアカウントはJP1/IT Desktop Management 2の操作画面で作成し、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerで管理します。この方法は、JP1/IT Desktop Management 2システムでの標準のユーザーアカウントの認証方法です。

ITDM2認証の仕組みを次の図に示します。

[図データ]

JP1認証

JP1/Baseでユーザーアカウントを一元管理し、認証する方法です。ユーザーアカウントは、JP1/BaseでJP1ユーザーとして作成し、認証サーバで管理します。すでにほかのJP1製品でJP1認証を使用している場合、そのユーザーアカウントを使用できます。JP1/IMを使用している場合は、メール通知の機能をJP1/IMと連携することもできます。

JP1認証で認証できるプログラムは、次の3つです。

  • JP1/IT Desktop Management 2 - Managerの操作画面

  • リモートインストールマネージャ

  • パッケージャ

重要

JP1認証を使用する場合、管轄範囲を設定することはできません。

JP1認証の仕組みを次の図に示します。

[図データ]