ディスク定義ファイル(esadisk.conf)
形式
# コメント exclude: ディスクデバイス名 check: ディスクデバイス名
説明
取得対象外にしたいディスクデバイスがある場合,ディスク定義ファイル(esadisk.conf)を設定します。
格納場所
Linuxの場合:/etc/SnmpAgent.d/esadisk.conf
記述内容
取得対象外にしたいディスクデバイス名を指定します。
- exclude:
-
指定されたディスクデバイス名のディスクデバイス情報を取得しません。「exclude:」のあとに半角空白が必要です。1行に1,033文字まで指定できます。
-
ディスクデバイス名
ディスクデバイス名を指定します。1,024文字まで指定できます。
ディスクデバイス名の末尾にはワイルドカードとして「*(アスタリスク)」を指定できます。「*(アスタリスク)」は,空文字列を含む任意の文字を表す場合に使用します。例えば,ディスクデバイス名がsda*の場合,sdaやsda1と一致します。
-
- check:
-
「exclude:」で指定したディスクデバイス名のうち,例外的に取得したいディスクデバイスがある場合に記述します。「check:」のあとに半角空白が必要です。1行に1,033文字まで指定できます。
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ディスクデバイス名
ディスクデバイス名を指定します。1,024文字まで指定できます。
ディスクデバイス名の末尾にはワイルドカードとして「*(アスタリスク)」を指定できます。「*(アスタリスク)」は,空文字列を含む任意の文字を表す場合に使用します。例えば,ディスクデバイス名がsda*の場合,sdaやsda1と一致します。
-
- #
-
その行の#以降はコメントとして扱います。コメントはASCII文字列で記述してください。
初期設定
esadisk.confの初期設定には,次の値が記述されています。
exclude: fd* exclude: loop* exclude: ram* exclude: scd* exclude: sr*
-
exclude: fd*の指定は,Floppy disksのディスクデバイス情報を取得しない意味になります。
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exclude: loop*の指定は,Loopback devicesのディスクデバイス情報を取得しない意味になります。
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exclude: ram*の指定は,RAM diskのディスクデバイス情報を取得しない意味になります。
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exclude: scd*およびexclude: sr*の指定は,SCSI CD-ROM devicesのディスクデバイス情報を取得しない意味になります。
定義例
sda,sda1,sda2,sda3が取得できる環境でsda[1-3]を取得しないようにする設定例を次に示します。
# Get only sda. exclude: sda* check: sda
設定手順
esadisk.confの設定を有効にするためには,次の手順を実施してください。
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SNMPエージェントが起動している場合,/opt/CM2/ESA/bin/snmpstopコマンドをスーパーユーザーで実行する。
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esadisk.confをエディタなどで編集する。
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/opt/CM2/ESA/bin/snmpstartコマンドをスーパーユーザーで実行する。