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JP1 Version 12 JP1/Extensible SNMP Agent


ディスク定義ファイル(esadisk.conf)

〈このページの構成〉

形式

# コメント
exclude: ディスクデバイス名
check: ディスクデバイス名

説明

取得対象外にしたいディスクデバイスがある場合,ディスク定義ファイル(esadisk.conf)を設定します。

格納場所

Linuxの場合:/etc/SnmpAgent.d/esadisk.conf

記述内容

取得対象外にしたいディスクデバイス名を指定します。

exclude:

指定されたディスクデバイス名のディスクデバイス情報を取得しません。「exclude:」のあとに半角空白が必要です。1行に1,033文字まで指定できます。

  • ディスクデバイス名

    ディスクデバイス名を指定します。1,024文字まで指定できます。

    ディスクデバイス名の末尾にはワイルドカードとして「*(アスタリスク)」を指定できます。「*(アスタリスク)」は,空文字列を含む任意の文字を表す場合に使用します。例えば,ディスクデバイス名がsda*の場合,sdaやsda1と一致します。

check:

「exclude:」で指定したディスクデバイス名のうち,例外的に取得したいディスクデバイスがある場合に記述します。「check:」のあとに半角空白が必要です。1行に1,033文字まで指定できます。

  • ディスクデバイス名

    ディスクデバイス名を指定します。1,024文字まで指定できます。

    ディスクデバイス名の末尾にはワイルドカードとして「*(アスタリスク)」を指定できます。「*(アスタリスク)」は,空文字列を含む任意の文字を表す場合に使用します。例えば,ディスクデバイス名がsda*の場合,sdaやsda1と一致します。

#

その行の#以降はコメントとして扱います。コメントはASCII文字列で記述してください。

初期設定

esadisk.confの初期設定には,次の値が記述されています。

exclude: fd*
exclude: loop*
exclude: ram*
exclude: scd*
exclude: sr*

定義例

sda,sda1,sda2,sda3が取得できる環境でsda[1-3]を取得しないようにする設定例を次に示します。

# Get only sda.
exclude: sda*
check: sda

設定手順

esadisk.confの設定を有効にするためには,次の手順を実施してください。

  1. SNMPエージェントが起動している場合,/opt/CM2/ESA/bin/snmpstopコマンドをスーパーユーザーで実行する。

  2. esadisk.confをエディタなどで編集する。

  3. /opt/CM2/ESA/bin/snmpstartコマンドをスーパーユーザーで実行する。