環境変数定義ファイル(SnmpHtcunix2)
形式
SNMP_HTCUNIX2_OPTIONS="[-aperror] [-apwarn] [-apconfig] [-appacket] [-aptrap] [-apaccess] [-apemanate] [-apverbose] [-apuser] [-retry N]" SR_SNMP_TEST_PORT=SNMP受信ポート番号 SNMP_HTC_HPUX_ENABLE_PROCESSOR={Y | Y以外}(HP-UX (IPF)の場合)
説明
環境変数定義ファイル(SnmpHtcunix2)では,次の環境変数を設定します。
環境変数名 |
説明 |
---|---|
SNMP_HTCUNIX2_OPTIONS |
htc_unixagt2プロセスの起動オプションを設定する環境変数 |
SR_SNMP_TEST_PORT |
マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定する環境変数 |
SNMP_HTC_HPUX_ENABLE_PROCESSOR |
OSからプロセッサ情報を取得する方法を設定する環境変数 |
格納場所
HP-UX (IPF)の場合:/opt/CM2/ESA/opt/SnmpHtcunix2
記述内容
- SNMP_HTCUNIX2_OPTIONS
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htc_unixagt2プロセスの起動オプションを設定する環境変数を定義します。
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-aperror:エラーログを出力します。
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-apwarn:エラーおよび警告ログを出力します。
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-apconfig:構成ファイルに関するログを出力します。
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-appacket:パケットの組み立ておよび解析ログを出力します。
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-aptrap:トラップメッセージに関するログを出力します。
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-apaccess:エージェント処理に関するログを出力します。
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-apemanate:マスターエージェントとサブエージェントに関するログを出力します。
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-apverbose:冗長ログを出力します。
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-apuser:ユーザーログを出力します。
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-retry N:マスターエージェントの接続を,N秒単位で実行します。
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- SR_SNMP_TEST_PORT
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マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定します。通常は環境変数定義ファイルSnmpMasterで設定するため,このファイルでの設定は不要です。
SNMP受信ポートの変更手順の詳細については,「3.4.1 SNMPエージェントのSNMP受信ポートの変更方法」を参照してください。
- SNMP_HTC_HPUX_ENABLE_PROCESSOR={Y | Y以外}(HP-UX (IPF)の場合)
-
OSからプロセッサ情報を取得する方法を設定する環境変数を定義します。
SNMPエージェントは,デフォルトでは有効化または無効化されているプロセッサかどうかに関係なくOSから取得できるすべてのプロセッサの情報を取得します。
プロセッサ情報の取得方法は次のとおりです。
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Y:有効化されているプロセッサ情報だけを取得します。
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Y以外:有効化または無効化されているプロセッサかどうかに関係なくOSから取得できるすべてのプロセッサ情報を取得します。
デフォルトはY以外です。
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定義例
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有効化されているプロセッサの情報だけを取得する。
SNMP_HTC_HPUX_ENABLE_PROCESSOR=Y export SNMP_HTC_HPUX_ENABLE_PROCESSOR